安全確認のために

比較的導入しやすい価格のものが多くなっています

安否確認システムとは、地震等の災害時に社員や家族の安否状況を確認するものです。一般的に、システムに登録している全員へ一斉にメールを送信したり、利用者が入力した安否情報を集計したりする機能を提供します。様々なシステム会社やセキュリティ会社が安否確認システムを開発、販売していますが、最近は小規模な事業所でも導入しやすい安価なものも増えてきました。 例えば、大手システム会社が販売している安否確認システムは、100人分の登録IDが使用できる基本パックが初期導入費用80000円、月額使用料10000円となっています。基本パックにはメール送信や安否情報収集といった機能が含まれており、地震や津波などの災害情報の自動受け取りなどのオプションサービスも初期費用30000円から追加することが可能です。

東日本大震災以降、導入企業が急増しました

安否確認システムは十数年前から導入企業が徐々に増加してきましたが、未曾有の被害をもたらした東日本大震災以降、急激に普及しました。地震などの大きな災害時には、回線が混雑して電話がつながりにくくなるため、電話での安否確認は困難です。また、有事の際は業務のリカバリーや顧客への対応が必要になり、安否確認に十分な人手が充てられない可能性もあります。そのため、安否確認システムは企業の社員やその家族の安否を迅速に確認する最も有効な手段と言えます。 最近では、地震や火災を想定した避難訓練に加えて、安否確認システムを実際に使用する訓練も行う企業が増えています。いざという時、正しくシステムを活用できるよう、普段からシステムの使用に慣れておくことが大切です。